『フォトフレーム』

最近、部屋のプチ改造計画に凝っています。
しかし、自分の気に入った雑貨や
家具は、どうしても高くつきます。

そこで、広島市内の地下街にある、
某お店を長年愛用させて頂いているのですが、
とにかくそこのお店は安い!
店内に飾ってある小物、雑貨、食器類、
全てが100円。一人暮らしの私には、
経済的にもかなり助けられ、しかも100円に見えない
かわいい雑貨たちにいつもワクワクさせられます。

そこで、最近購入したのが、「木のフォトフレーム」。
大小色違いで購入しました。
私は写真を撮ることが好きなので、
自分のお気に入りの一枚を
「木のフォトフレーム」に入れて、玄関に飾ってあります。

自然素材で作られた小さな雑貨でも、
癒しの効果は抜群だと思いました。

日野

『SILENT』

久しぶりに広島市現代美術館を訪ねると
「サイレント」という無音の状態をテーマにした
14人のアーティストの作品が展示されていました。

なかでも目を奪われたのは、
氷で作られたレコードで音楽を奏でる作品です。
針を落とすと「ムーンリバー」の心地よい音色とともに
そのレコードはゆっくりと溶けてゆき
暫くすると同じフレーズが繰り返され
やがてただの音になっていきます。

音楽がただの音へと変化していくプロセスを
独自の視点で表現していると説明を受け
ただただ感心するばかり。
ときには既成概念にとらわれず、素直な気持ちで
受け入れると、ひと味違った感動が味わえます。

高橋 真

『町家イベント』

先日、雨楽な家「町家」モデルハウスにて

イベントを催しました。

今回はインテリアショップの方たちとの

コラボですが「木の家の住まい方提案」として

町家のしつらえを模様替えして公開しました。

この新企画では2日間で

150組以上の方々にご見学頂き

とても盛況でした。


木と漆喰だけのシンプルな内装は

しつらえを変えるだけで

テイストの違う雰囲気に変幻自在です。

長く住む家だから

趣味嗜好の変化に合わせ空間を

変えることができるのも魅力です。

内藤

『桧の力と使い方』

桧にはいろいろな使い道があります。

私はお風呂に、桧の細切れを袋に詰めたものを入れて
桧の香りのする湯船に浸かります。
桧の香りはリラックス効果があるとされ喘息やかぶれ等の
アレルギー症状にもよいとされています。

またカーペットに掃除機をかける前に桧のクズを振りまき
このあと掃除機をかけると、桧の香りが残っている限り
ダニの発生を抑えられるなど、桧の力は私達の生活に
とてもよい効果をもたらしてくれます。

「雨楽な家」でも桧をたくさん使っていますので
健康・快適な生活が送れることと思います。

近藤

『野ぶどう』

白緑、浅葱色、柳葉色。
瑠璃色、桔梗色に牡丹色。
この季節、様々な色に変化していく
小さな野ぶどうの実。

娘が「食べていい?」と聞くので
あわててとめました。
「山ぶどう」は食べられるけど
「野ぶどう」は食べられないそうです。
美しい実の中に、蜂などの幼虫が
寄生するのだとか。

「色を楽しむ。」
野ぶどうです。

向井

『冬の窓』

ドンドン寒くなって暖房を使い始めると
窓から入ってくる冷気が気になりますね。
窓からの冷気にはカーテンを厚い生地にしたり
ホットカーペットを置くことでも解消できるそうですが

私のおすすめはホームセンターなどで
販売しているお手軽な断熱ボードです。

母親からすすめられて、そんなに違うものかと
半信半疑でやってみましたが、効果てきめんで
夜に入ってくる冷気がずいぶん感じられなくなりました。
流れ落ちる結露の吸水もする為カビの予防にもいい様です。

去年使って今は外していましたが、朝晩が
冷え込んで、起きるのがつらくなって来ましたので
今年もそろそろ取り付けようと思います。
ちなみにわが家は築後50年でも快適です。

中村


『いい顔』

最近、石川遼君が気になります。
ゴルフのことは全くわかりませんが、
とても娘達と同年代の青年とは思えないほどの
堂々とコースを回る姿と、真剣な表情がいいと思います。

先日は娘の学校の合唱祭を見に行きましたが、
ここにも普段は見ることのできない
いい顔で歌う子供達がいました。

「雨楽な家に住んでみて」のコーナーの施主様達のお顔も、
楽しそうで、うれしそうで、とてもいい顔で写っていらっしゃいます。

何かに懸命に取り組んでいる顔、何かをやり遂げ充実した顔・・・
多少、パーツや配置に不満はありますが、
私も、いつも「いい顔」でいたいと思います。

入江

『真のプロ』

先日某テレビ番組で、様々な業種の
同業者から選ばれた「真のプロ」の
職人の方々が取り上げられていました。
パティシエ、宮大工、蕎麦職人など、様々。

中でも印象深かった職人さんは、
大分県で造園士をされている70歳で未だ
現役の御手洗達雄氏。
自然の風景を凝縮した庭造りで知られる、
造園界の匠だそうです。
御手洗氏は幼少期、近所の川や森でよく
遊んでいたそうです。
その時見ていた「自然」をテーマに現在も
庭造りに励んでいるとのこと。
水の流れひとつにしても、石組みに関しても、
大変こだわりのある職人さんの様です。

幼少期に焼き付いた、目に見える美しい自然を
庭という限られた空間で表現し
人々を感動させ、笑顔にさせることのできる職人。

幼少期に大自然の中で育った私にも
何か学べることがある様な気がします。

日野


「庭」176号 御手洗達雄氏が創る
『水の庭の世界」より

『これからの季節に』

そろそろ家にも暖房が必要になってきましたね。

これは『サーキュレーター』という空気循環器です。
写真のものはボルネード社で60年前の
製品のレプリカモデルなのだそうです。

このサーキュレーターを天井に向けて回すことで
上に溜まった暖かい空気を循環させて
暖房の効率をあげることができます。
夏場ならムダな冷やしすぎを防ぐ優れものです。

エネルギーを効率良く使うことで、節約にもなり
デザインも色々。お宅に合うものを選ぶのも楽しいですね。

中村

『職人技』

大工さんや建具職人が集まり、技術を披露する
「削ろう会 中国大会」が
広島で行われると聞き、行ってきました。

まず目を引いたのは、まさかりを使って丸太を削る
「はつり」の実演。大きなまさかりを振り子のように
振り下ろし丸太の側面を削り落として梁に仕上げていく作業は、
映画「火天の城」の中でも作業風景が出ていましたが、
直接見るとかなりの迫力です。
素足で丸太の上に乗りすぐそばをまさかりが通過する、
いつも危険と隣あわせの作業には職人の技を感じました。
屋内では、数ミクロンの薄さを競う鉋かけが行われていました。
そこでは幅1尺(約30センチ)の大かんなの実演もあり
始めて見る光景で充実した1日でした。

どちらの会場にも若い職人が多いことに驚きました。
今回のイベントを企画した広島鉋(かんな)会は
毎月「削る会」を開いているようです。
自分たちの腕を披露し競い合うことで職人技が
磨かれていくのだなと実感しました。

村上