『おにた』

おにたのぼうし

先日の節分の夜の事。  中3の息子が,
「今年から豆まきはしない」と申します。
その日の朝礼で、校長先生が紹介された
一冊の絵本が原因のようです。

昭和44年初版の「おにたのぼうし」という名作絵本。
気のいい鬼の子おにたが、節分の夜、貧しい病気の
母と子を喜ばせる、ちょっとせつない作品です。

絵本の中の、おにたは、天井の梁の上にいるのです。
幼い息子が「はりってなに?」と尋ねても、2×4の
我家では、うまく説明できなかった事を思い出します。

その点、梁がたくさん見える「雨楽な家」では
子供達に本物の梁を見せて、説明してあげられますね。

お宅の家の、梁の上にも気のいい鬼の子が住んでいて
幸せを手助けしてくれているかもしれませんよ。

坂井

ポプラ社 「おにたのぼうし」より

『鞆の浦の街並み』

「崖の上のポニョ」の舞台になっている鞆の浦の街並み
映画全体を通して、鞆をベースに物語全体が描かれています。

昔から鞆にはよく訪れていましたが、今回時間をかけて
観光すると、いろいろな事に気付きました。

文化財の数々、雁木と常夜灯が残る静かな港、
空き家を利用したお店がまとまっていて
街並や観光面で充実したものになっていました。

鞆の浦は架橋問題で揺れている最中で、
町の活性化を公共に期待する向きもありますが、
地元の人は町を活性化させる活動も行っています。

土居

『構造美』

木を使った家なら構造美を見せない手はありません。

私の残心な思い出は学生の頃に、岐阜県の白川郷の民宿で
宿泊し、日本家屋の伝統美に心を打たれたことです。
多雪地域で積雪荷重に対応するため急勾配の合掌造りで
内部は天井を張らない骨組み現しの頑丈な構造でした。

よく練られた建物の構造美は美しいものです。
私は、「雨楽な家」を設計する場合美しい構造美を
造っていくよう常に心がけています。

近藤

『日本各地の「雨楽な家」』

皆さんはどんな家を建てようか検討する際
何を参考にされますか?
実際の建物を見に見学会へ参加するのが1番ですが
最近では、まずはWEBで情報収集といった方が
ほとんどではないかと思います。

「雨楽な家」のHPにも日本各地のモデルハウスや
「お客様の家」を紹介するページがあります。
実際に見てみたいけど近所で見学会がないから…。
そんな方必見です!!
現在、毎月1件のペースで新しい事例を紹介中です。
きっと家づくりの良い参考になることでしょう。
これからもどんどん更新していきます!!
http://urac.ne.jp/gallery

新田

『雪花山房』

先日、とある蕎麦屋に行ってきました。
場所は、広島県の奥の奥。
道なき道を…とまではいきませんが、
本当にこんなところにあるの?というような場所です。

別に「大の蕎麦好き」というわけでもないのですが、
ここはオーナーも建物も、とても魅力的です。

まずオーナーは、
NHKの蕎麦打ち講座で有名な高橋邦弘さん。
そして建物は、
「呉羽の舎」等で有名な白井晟一研究所。

名建築で名人の蕎麦を食べる、
相乗効果で美味しさ三割増し!
目と舌の保養が同時にできた一日でした。

高橋健二

『あったか雨楽』

今年の中国地方は年初から寒波が襲来。週末は殆ど雪模様です。
鳥取県米子市にて「雨楽な家」の完成見学会が開催されました。
雪が降り続く寒い中でのイベントになりましたが、
蓄熱式暖房器のおかげで室内はとても快適でした。

深夜電力で通電し、レンガ等の蓄熱材に蓄えた熱は
自然放射され、暖かい空気は建物全体を包み込みます。
長時間暖房でも光熱費はお得。CO2は一切排出しないので
空気も汚れることなく体にも安心。
冬の寒い朝でも快適な室温が作りだせる暖房機です。

高橋 真

『モン・サン・ミッシェル』

私には将来、訪れてみたい場所があります。
フランスで最も有名な巡礼地、
「モン・サン・ミッシェル」。
四方を海に囲まれた島に、
ポツンと聖堂が佇んでいる光景は
息をのむほど美しいことでしょう。
そこで中世の人々は何を考え何を思い描いていたのかは
わかりませんが、その場所で香る海のにおいは
今と同じだったのではないでしょうか。

「雨楽な家」も、今と変わることのない
桧の良い香りが漂い続ける家で
あってほしいものですね。

日野

『建物の配置計画』

家づくりを考える時、住環境のチェックと共に
敷地に対する建物の配置計画も重要なポイントです。
 
まずはゾーニング計画を立ててみましょう。
車庫やサービスヤード、それに家庭菜園等の
スペースや利用目的など、スペースをじっくり家族で
打ち合わせると面白い意見が出てきます。
 
そして敷地の境界ラインにこだわらず
少し建物を回転させることで
それぞれ目的を持った空間が現れる場合があります。

村上


   
   
  
 

『木配り』

「雨楽な家」の工事着手前に構造材の「木配り」をする為に
プレカット工場に行って打合せを実施しました。
「木配り」とは材の適材適所を見極めて構造材を配置していく作業です。
「雨楽な家」は、構造材が剥き出しで仕上がるため
このような作業や加工方法の打合せなどを行なっています。
  

 
家づくりで大切なのは木材の品質ですが、
「含水率」を測定する事で品質を確認する事ができます。
いくら構造計算を行なっていても使用する材に
期待する強度が無ければ意味がありません。
  
現しになった構造体は木の特性を活かして
強度を落とす事なく、長期に渡り住まいを守ります。

内藤  

 

『体感が一番です』

自宅の建替えを計画されている方が来場されました。
住宅展示場で集成材の住宅をたくさん見学され、
今日は視点を変えて「雨楽な家」を見学。
「無垢材の家を見学し、勉強中」とのことでした。

                                     第一声は「この家の売りはなんですか?」と険しい表情。
                                     私         「何だと思われますか?」
                                     お客様  「いろいろ見すぎて訳がわかりません」
  
                                     私         「どんな家をご希望ですか?」
                                     お客様  「私は、何しろ冬暖かい家がいいんです」
                                     お客様  「この家は暖かいんですか?」
                                     私         「今、暖房つけていませんが、いかがですか?」
                                     お客様  「えっ、暖房ついていないんですか?(驚)」

お客様の表情が緩みました。体感が一番ですね。

国分