『築108年の木造校舎』

日本最古の小学校校舎が岡山県高梁市にある。
木造2階建の構造美を誇るその吹屋小学校は開校が
明治32年で2007年の児童は8人の現役校舎である。
その昔、日本を代表する銅山と塗料のベンガラ(弁柄)の
町として繁栄した「吹屋」地区。歴史遺産として最近、脚光を
浴びている。屋根瓦も壁も格子も赤褐色に染まり、白の
漆喰壁との混在が美しい。商家・町家が連なり印象的だ。
 
岡山からJR伯備線で備中高梁へ約50分。そこから
備北バスで60分。山間にある吹屋の丘の上にある
重厚さが漂う木造校舎は一見の価値ありだ。

丸山


吹屋小学校  

 ベンガラの町・高梁市