『屋根裏空間の利用』

最近は持家に限らず賃貸住宅でも
ロフトを設けるケースが多くあります。
昔は屋根裏利用といえば、折りたたみハシゴを使った
収納としての活用でしたが、部屋と一体となった
ロフトが急増したことで収納スペース以外に
活用している人も増えてきています。
「雨楽な家」では2階の平天井部分の天井高さを
2200mmと少し低めに設定していますが、
勾配天井との組み合わせで室内の空間を広く見せる
工夫をしています。そのため寝室や子供室には
ロフトを設けるよう提案をしています。
 
今回紹介の住宅では寝室に男の隠れ家(書斎)を
要望されていたのですが、スペースが確保できず
屋根裏を利用することにしました。
4帖ほどの広さがあるのでそのまま雑居寝もできそうです。
寝室も十分な広さが確保でき要望の
隠れ家も実現して一石二鳥でした。

村上