夏は巣ごもりテレビでスポーツ観戦

巣ごもり

この夏は巣ごもりテレビでスポーツ観戦する時間が増えそう。
熱戦がつづいた東京オリンピックのあとは「熱闘甲子園」
「プロ野球の後半戦」「東京パラリンピック」と目白押しです。

写真のテレビは、階段の側面に立つ「桧の列柱」に取り付けました。
これならテレビの場所をとらないうえに、桧の香りもテレビといっしょに味わえますね。

家電量販店のテレビ売場に行くと、4K、8K、有機ELと種類もいろいろ。
サイズも55v型・65v型・75v型・85v型と大型化して、
臨場感あふれるスポーツシーンが楽しめそう。

55などの数字は画面の対角線の長さ(インチ)のことで、55v型は対角線が140㎝。
今年は55v型以上の大きなテレビが販売好調とか。
「令和の東京オリンピック」は迫力ある大画面で観戦する家庭が増えているようです。

昭和,東京オリンピック

1964年、敗戦からわずか19年後、「昭和の東京オリンピック」は
どんなテレビで観戦されたのでしょうか。57年前のことですから、
65歳以上の方なら覚えていらっしゃるのでは?

1953年にNHKのテレビ放送が始まると同時に白黒テレビが誕生。
1955年のテレビの価格は9万円で、現在価値に換算すると54万円。
サイズは14型が一般的。ほぼノートパソコン並みのサイズですが、
貴重品のテレビはお茶の間で大きな存在感を誇っていました。

白黒テレビの普及率は1957年にわずか8%でしたが、1964年の
東京オリンピックを契機に一気に普及し、88%に達したそうです。
白黒テレビの全盛期が約10年間つづきました。

令和,東京オリンピック

次はカラーテレビの番です。1960年に登場した国産初のカラーテレビは21型で価格は50万円。現在価値で280万円もの高額商品でした。高価なうえにカラーの放送時間が少なかったので、カラーテレビはすぐにはお茶の間に普及しませんでした。

1964年東京オリンピックの年。大卒初任給が1万7千円。16型白黒テレビが6万円に対し、16型カラーテレビが18万円。東京オリンピックを契機に少しずつカラーテレビが普及しはじめたそうです。

あっという間に時代は進み、14型白黒から始まったテレビは85v型まで登場する時代へ。「令和の東京オリンピック」はビッグサイズのテレビが普及する契機となりました。

写真のテレビは杉板の壁面をバックに設置しました。桧の柱と床、杉の梁と壁。
自然素材のリビングで木の香りを味わいながら、家族みんなでスポーツ観戦しませんか。