建具を彩る「鳥の子紙」

雨楽な家

今回は「雨楽な家」の建具に貼る和紙「鳥の子紙」についてご紹介します。

鳥の子紙とは、日本で昔から襖紙として愛用されてきた和紙で、その起源が
大変古く平安時代ごろには利用されていたことが文献に称されているそうです。

越前(福井県)が主な産地とされていて紙の色が
鳥の卵に似ていることからその名になったと言われています。
主な特徴としては、ほぼ平滑で日本画などの描画の際は
筆運びがよく、適度な厚さで絵具の発色が良好です。

雨楽な家

また、原料の雁皮は、ジンチョウゲ科の落葉樹で繊維が細かいため、耐久性が高く、害虫にも強いことから古くから写経や歌集などの記録紙として利用されてきました。

そして今では、抗菌消臭の効果が認められ宇宙滞在用被服の素材にも採用されています。

襖紙としての商品は、日本伝統色のバリエーションが豊富に選べるのでお住まい手の好みに合わせてコーディネートしています。

「雨楽な家」は木と漆喰壁で統一された内装に日本の伝統色で染めた自然素材の鳥の子紙で彩ることで五感に響く居心地を楽しむことができます。