国産材の活用で脱炭素社会へ

森林の樹木は光合成により、大気中の二酸化炭素を吸収し酸素を吐き出しながら成長していきますから、温室効果ガスの吸収源として非常に有効です。特に、杉や桧などの針葉樹は成長が早いので、CO2をどんどん吸収してくれます。

しかも、樹木が伐採され住宅の材料などになった後も、CO2は木材の中に炭素として固定されます。伐採の時機を迎えた杉や桧などの人工林は積極的に伐採し、さらに植林して育てることで、大気中のCO2を大きく削減させることができるのです。

国産材

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菅首相は10月の国会の所信表明演説で、2050年までに国内の温室効果ガスの排出を「実質ゼロ」とする、2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す、と宣言しました。

カーボンニュートラルとは、CO2などの温室効果ガス排出量を、森林吸収や排出量取引などで吸収される量を差し引いて全体としてゼロにすること。政府はこれまで「2050年に80%削減」としてきましたが、ゼロと明言したことで海外からも注目されています。

戦後75年間に世界中で大量の化石燃料を燃やし続け、生活が豊かになった反面、温室効果ガスの排出量が急激に増加しました。

私たちの子孫が末永くこの地球上に住み続けていくためには、これ以上温室効果ガスを増やすことはできません。

「雨楽な家」は国産の杉材や桧材などを積極的に活用して、林業の活性化や自然環境の保全に努め、温室効果ガスの削減に前向きに取り組んできました。

国産材

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持続可能な明るい未来をつくるためにいま
私たちにできること。国産材で家を建てる、
国産材で住まいをリフォームする、国産材
の製品を利用するなど、身近なところから
一歩前へ踏み出してみませんか。