豊田市上渡合町「リノベうらく」リノベーションの内容は?
三河建設さんが、愛知県豊田市上渡合町乳母ケ所で「リノベうらく」を施工中です。
前回に続き、今回はリノベーションの詳しい内容について
書かせていただきます。
上渡合町・築50年の木の家 リノベーションの内容
三河建設さんが約50年前に建てた木の家を、一部を減築しリビングを
広くとった今風のLDKに大改造。南側の広縁の半分は土間にしました。
広々とした土間は「雨楽な家」の特徴でもあります。
床はすべてスギ材を使用し、壁は漆喰が中心の自然素材に囲まれる
気持ちの良い空間に変わります。
この建物は元来、和室の和室の続き間の多い田の字型の間取りで、壁が
少ない家です。よって、リノベーションには地震対策が必要ですので、
梁補強をし、筋交いも加えて耐震補強を施しています。合わせて、
断熱性能を高める施工をし、水廻りは最新の設備に入れ替えました。
外観は屋根の痛んだ箇所と棟瓦を積み直し、外壁はガルバリウム鋼板に
したので、施工前とは印象がガラリと変わりました。
新しくするだけでなく、元の家を活かす部分もたくさんあります。
クリ材の土台や桧の柱、日本栂の梁はもちろん、1階の和室は木を見せた形で残し
丁寧な仕事をしている長押(なげし)を活かします。他の建具も磨いて再利用
するので、家全体のいい「味」になると思います。完成が楽しみです!
「木の家」「木が見える家」が好きな三河建設さんが、約45年前に建てた
家をリノベーションした「リノベうらく」は1月末に完成予定です。
完成した際には、こちらのブログや「施工実例・ギャラリー」でご紹介します。
建物見学会も開催予定ですので、ぜひご参加ください。