『オウエ』という部屋

『自然素材の家』の本の取材に協力していただいた
田中基嗣さんのお宅を訪問しました。
 
宮島の町家通りにある田中邸の引戸を開けて玄関に
足を踏み入れると「通り庭」が奥まで通じています。
土間から吹き抜けを見上げると神棚を設けた
「オウエ」(中の間)という部屋がありますが、
オウエには天井が貼っていないので小屋組みを
そのまま見ることができます。迫力ある空間に感動します。
 
田中さんはかつて旅籠(はたご)だった老朽化した自宅を
今も大切に守っています。田中邸を後にして
「やまだ屋」に立ち寄りました。
赤い絨毯の上に腰をかけてお茶と一緒に味わう
焼きたてのもみじ饅頭は最高です。
職人の手技が伝える昭和30年代の味が売りです。

丸山

 
 

中庭でつながれた『雨楽な家』

今秋に福島県(江尻建築)と静岡県(福工房)で工務店の
単独のモデルハウスがオープンします。

岐阜では昨年(7月)入会された羽田建設さんが
専務の邸宅(大屋根スタイル)と町家でデザインした
事務所棟の計画が具体化しました。
この建物は中庭から自然を取り入れ、内と外とが
一体となった見応えのある雰囲気を醸し出しています。
 
来春にはオープンハウスとして公開されます。
とても楽しみです。これからも全国津々浦々に個性ある
『雨楽な家』のモデルハウスが誕生します。ご期待ください。

村上 


 

『海を渡った住まいの文化』

以前、スマトラ島のブキティンギという美しい町を訪れました。
ここには隆々としたミナンカバウ人の
「ルマ・ガダン」という伝統家屋が残っています。
 
大家族住宅の大きな家であるそれは
白川郷の合掌作りとよく似ており、赤道直下の熱帯と
環境は異なりますがどちらも自然と共存し、
環境に耐える為の先人の知恵、文化の結晶です。
 
東南アジアの住居スタイルの高床式が
日本の伊勢神宮等にも見られることから、日本人が
南方起源である説の有力な根拠なのだそうです。

新田

  

『暖かい家でも薪ストーブを』

鳥取県米子市で「雨楽な家」が完成しました。
 
『雨楽』に出会ったきっかけは「お客様の家」完成見学会。
その後、何度か現場に足を運ぶうちに決断されました。
林業関係の仕事をされているご主人は、
「木の家が一番」と材料にとてもこだわっていました。
 
冬場は日本海からの季節風が強く、降雪量も多い土地柄。
リビングに設置された薪ストーブは、
寒い時期の家族団らんにはもってこいのアイテム。
今から冬になるのが楽しみ?
 
笑顔の絶えない家族の暮らしがスタートしました。

高橋 真 

『宮島へ行きました』

平安末期に宮島を篤く信仰した平清盛。
彼の尽力によって神社や寺院を中心に門前町として栄え、
交易の場として重宝された厳島神社に行ってきました。
 
目につくはやはり水面に建つ大鳥居と本殿。
まっ赤な朱塗りが目に焼きつきとても神々しく感じます。
何度見ても情緒溢れる町並み、人なつっこそうな可愛い鹿達、
それに加えて名物の紅葉饅頭。
つい我慢できずに食べてしまいました。
宮島の土産は杓子も有名です

近藤


<宮島の厳島神社>
後ろに見える五重塔も迫力満点です。
(写真は廿日市市環境産業部観光課のHPより)

『物の味』

つい最近、自分よりも年上のカメラを購入しました。

中古で高価な物ではありませんし、
本体の鉄の部分はすこし錆もきています。
でもシンプルな構造でわかりやすく、
デザインも良く現役で使えます。
撮り始めたばかりで現像はまだですが
フィルム独特の味が出ていればいいなと思います。
 
新しい物も素敵ですが、古い物には使い込んだ
年月の味が生まれます。
家も住む人の愛情や思い出を刻んで、
その家独特の味が生まれるのでしょう。

中村

  

『土地探し』

『雨楽な家』名古屋モデルハウスに
2組の方が建築申込に来場されました。
ご自身で土地をお探しになり、ご購入されたとのこと。
 
半年前「土地探しのコツ」をモデルハウスでお知りになり、
ご希望の土地をご入手されたとお喜びの様子でした。
 
2組とも写真の小冊子を参考に積極的に不動産会社を廻り、
情報収集し、多くの土地物件をご見学されたそうです。

鈴木

 

 

『石畳』

源氏物語千年紀でにぎわう京都・宇治川のほとりを歩いていると、
石畳や石垣や石段が多いことに気づきました。
 
千年前は大小さまざまな自然石を組み合わせて
道普請が行なわれたのでしょう。
小さな寺の境内で、長方形の切石や多様な形の自然石を
寄せて敷いた石の道が面白い造形美を見せていました。
 
石と石のすき間に芽吹く若草が生命力をみなぎらせています。
紫式部も宇治十帖の取材のため
宇治川沿いの石畳を散策したのでしょうか。

荻野

 

『草津町の風景』

「雨楽な家・町家」に隣接する古家が気になりませんか?
 
 
 
建築地の広島市草津町には原爆にも耐えた、
江戸時代からの旧姿を留めた「町家」が残っています。
 
養殖牡蠣(カキ)の発祥の地として賑わった草津町では
厳格な格子戸などの指物師の仕事や、
舟板を利用した外板などの珍しい建物などが見られます。
日本の木造建築の魅力たっぷりの町に景観を損わない
日本の姿として「雨楽な家・町家」も存在感たっぷりです。
 
     
■珍しい建物・・・これって3階建て?

内藤

 

『地面を求めて…』

我が家に待望の赤ちゃんがやってまいりました。
子育ては自然素材に囲まれて、と思っていましたが、
残念ながら現在は賃貸マンション暮らし。
 
せめて植物でも育てようと思って苗と鉢を
買ったのですが、よくよく考えたら土がない。
というわけで外に土を探しに出たものの、
住宅街では土の露出した地面って少ないんですね。
仕方ないので袋入りの腐葉土を買ってきました。
田舎育ちの私、まさか土にお金を出すとは。 思わず苦笑い。
 
地面に接して暮らせるというのは、
とても贅沢なことだなと思う今日この頃です。

高橋健二