『震災から・時の流れ』

阪神淡路大震災から22年。その頃生まれた
赤ちゃんが社会に巣立つほどの歳月を重ねた今
神戸在住の写真家、永田收さんの写真展
「震災から・時の流れ」を見に行きました。
震災前の町、日常の暮らし、震災そして現在。

ギャラリーは神戸の街を一望できる丘の上、
震災後に建てられた民家の小屋裏アティックです。
天窓の光を受けて温かい無垢の木の床に座り
感慨深い写真の数々をゆっくり観賞。木の空間で
震災の記憶と記録を次代に伝える良い写真展でした。

荻野

『街に映える建物』

長い休みに東京へ遊びに行った際に
初めて「浅草文化観光センター」を訪ねました。
隈研吾さん設計の8階建てのビルなのですが
外観に木がふんだんに使われています。
雷門のすぐ側の伝統文化と近代的なビルが
混ざり合った街並によく映えていました。
中に入ると外観デザインと調和した開放的な
空間で、8階の展望テラスからは浅草寺や
スカイツリーが一望できて、いい眺めでした。
隈研吾さんといえば「新国立競技場」。
まだまだ全容は見えて来ませんが
完成が楽しみです。

中村

『洸庭』

昨年、福山市の禅寺である「神勝寺」の境内に
「洸庭(こうてい)」と呼ばれるアートパビリオンが建設されました。

京都を拠点に活動されている彫刻家・名和晃平氏が
手がけた作品だそうです。

建物には伝統的なこけら葺きが採用され
全体を木材でやわらかく包んだ舟型の建物が
石のランドスケープの上に浮かび上がっています。

一体、中がどのようになっているのか
近くで見るとどのような造りになっているのか
気になって仕方がないのですが
実際に現地で本物の建物を見るまで
楽しみにしているので、あまり情報を調べていません。

今、一番気になる建築物です。

日野


「神勝寺 禅と庭のミュージアム」公式HPより

『障子の魅力』

半透明の和紙を貼った障子は見た目には
日当たりの感じを残しながら日光を遮る
という優れた特性をもっています。
木と紙という自然素材でできた障子は無機質感がなく
組子と呼ばれる細い木製の桟が
自然の風合いを感じさせてくれます。
「雨楽な家」ではこの障子の魅力を
取り入れた提案を行っています。
松山モデルハウスでは毎週土日は
「家づくり相談会」を開催しております。
ぜひ、ご来場ください。

山本