『町並み保存地区』

愛媛県の内子町には重要伝統的建造物群が建ち並ぶ
町並み保存地区があります。明治から大正にかけて
木蝋生産(化粧品、クレヨンなどの材料)が盛んで、
当時は日本一の生産量を誇った地区だそうです。
築100年を超える建物が建ち並ぶ様子は重厚感があり
しっくいの白壁で統一された町並みはいつ見ても美しく
何故か懐かしく、残していくことの大切さを感じました。

古い建物を改修したトイレもひと工夫。
木造建築の木組みによるアプローチに圧倒されます。
中に入るとトイレから見える木格子越しの風景に
日本の家屋のよさを忘れさせない
地元の方の心遣いを感じました。

村上

『雨楽な家ZEH』

岐阜県可児郡に建築された「雨楽な家ZEH
のモデルハウスを訪問しました。
ZEHとは、住まいの断熱性・省エネ性能を上げて
太陽光発電などでエネルギーを創ることにより
年間の1次エネルギー量の収支の
プラスマイナスを“ゼロ”にする住まいです。
自然素材の心地良さと省エネ住宅を融合させた
雨楽な家ZEH」は大変付加価値の高い住まいだと思います。

内藤

『日本のヒノキが韓国で大ブーム』

韓国では、日本のヒノキが注目されています。
5年ほど前から健康番組でヒノキが紹介されるようになり
ヒノキは健康に良いものだという認識が広まりました。
韓国では集合住宅に住む人が多く
新建材が原因のアレルギーに悩む子供が多いため
ヒノキのベッドが子供の健康に良い
という付加価値がPRされ人気があります。
特に日本のヒノキは香りが強く色ツヤが良いため
高級品として重宝され、日本から節のある丸太を輸入し
韓国で加工する需要が急増しています。
「雨楽な家」なら家全体がヒノキでできていますので
家族全員が健康にすごせるということになります。

鈴木

『大阪城の有楽斎』

まもなく最終回を迎える大河ドラマ「真田丸」。
大阪城の秀頼公側近に、徳川と内通する怪しい男として
井上順 演ずる織田有楽斎が登場しました。
「雨楽な家」のネーミングの由来になった人物ですが
肖像画のモノ静かなイメージとは異なり、ドラマでは
少し剽軽で胡散臭い男として描かれています。
先日の放送で幸村に徳川への内通の現場を押さえられ
「豊臣と徳川の架け橋となるため、戦を避けるため」
という台詞を最後に表舞台からは退場。
余生は、茶人として生きたようです。
思いがけず、生身の有楽斎の姿に触れることができ
より一層ドラマを楽しむことができました。

坂井


NHK HPより

『秋の収穫祭』

秋の山梨県、甲府・勝沼の収穫祭に行ってきました。
車窓は一面収穫を終えたぶどう棚
今回のお目当てはヌーボー。時間に余裕がありましたので
明治から醸造されているワイナリーを
見学させていただきました。

地下のワイナリーは、現在では貯蔵庫として
使用されているそうですが
昔はこの場所で醸造を行っていたそうで
人の手で造られていた様子が感じられる空間です。

ワイナリー見学では、この地における
ぶどう畑の開拓やぶどう品種のお話、そして
先の戦時下においてワインに含まれる酒石酸の結晶が
軍需物資として必要とされたことなど
同じ空間で聞くお話に
その時代にタイムスリップしたかのような
不思議な気持ちになったのは、
ワインのテイスティングのせいでしょうか。

坂本

『安田女子大学の大学祭』

友人の誘いで、安田女子大学の大学祭に
行ってきました。大学のキャンパスに入る事など
何年ぶりだろう?と思いながら訪れてみてびっくり。
大学の校舎はグッドデザイン賞も受賞されたそうで
ガラス張りのおしゃれな空間やハイセンスな家具
カラフルな明るいデザインのスツールなど
その美しさに大変感動しました。
建物が古くても勉強はできますが
このような洗練された空間で過ごせるのは
とても気持ちのよい事だなあと思いました。
家づくりの参考にしたいなと思いました。

坪井

『迫力満点!進水式』

尾道市にある尾道造船所で進水式を見学しました。
この日進水した船は、全長219メートルの
尾道ブランドのパナマ船籍石油運搬船。見上げると
首が痛くなるくらい縦にも横にも大きな船で
船台では全体像が見えません。船尾側を陣取り
進水の瞬間を今か今かと待ちわびました。

「いざ出陣!」とばかりに船が尾道水道に向かって
滑走を始め、想像よりずっと速く、ものすごい迫力で
目の前を巨体が通り過ぎ、海へと放たれました。
そこでやっと船の全容を見ることができ、その大きさに
圧倒されながら夢中でシャッターをきりました。

船の舳先や艫などの曲線部分は機械での加工が困難で
すべて人の手によって形造られているそうです。
日本の職人技が駆使されたこの船が世界で活躍する
と思うととても誇らしい気持ちになります。
何度でも見たくなる感動的な儀式でした。

向井

『登りロープ』

自宅2階のフリースペースに、DIYで登りロープをつけました。

子どもがどこかで見たのか、前からやりたいと言ったので
ホームセンターで材料をそろえてつけてみました。

年長の子どもにはまだ難しいみたいですが
少しずつできるようになっているので、楽しいようです。

材料費2,000円ほどで家の中でも体を動かして
楽しめるものができたので、これからも自作で
楽しめるものを作っていきたいです。

伊藤

『和釘』

骨董品や古物、アンティークやビンテージな物を
販売するお店が約200店舗ほど集結した
「東海蚤の市」へ行ってきました。
そこで種類豊富な金物を取扱うお店があり、見つけた真鍮金物。
これ、何だろう?釘?釘にしては四角い。
フックかな?カーテンフックにしようかな?
なんて思いながら購入し、帰宅しました。

帰宅し検索してみたところ、こちらは花釘と言われ
主に和室の掛花入れを掛けるための釘の一種で
主に和釘と言う四角い角釘であり
洋釘が日本に伝わるまで使われていた
日本独自に発達した釘であったそうです。

その空間での役割を果たすべく一本ずつ作られた釘は
日本の美の文化を物語っているようです。
現代建築では、使われなくなってしまいましたが、
そのデザインは美しく、現代にも馴染んでいる気がしました。

酒匂

『苔筵(こけむしろ)』

以前、地元愛媛へ帰省したときに
苔筵(こけむしろ)という
ギャラリー喫茶へ行ってきました。

目に映るものすべて苔。
とても幻想的で別世界に
来ているような気持ちになりました。

ここは元は棚田をされていた場所を、
オーナーの村上さんが継いで5年かけて
現在の状態にしたのだとか。

この日はとても天気が良く
かなり暑かったのですが
この空間は自然の風がとても気もちよく
少し肌寒さを感じる程、涼しかったです。

自然に囲まれ静かな空間で
お茶をするのもまた格別です。

桝田