『戦後日本住宅伝説』

広島現代美術館で12/7まで開催中の
特別展「戦後日本住宅伝説」を観てきました。
戦後50年代から70年代の16人の建築家の
住宅作品を、実際の図面に模型、映像や
パネル等でコンセプトなどをわかりやすく展示
してありました。広島現代美術館を設計した
黒川紀章さんの「中銀カプセルタワービル」や、
清家清さんの「私の家」などの伝説的な作品を観て
一緒に行った友人と盛り上がってしまいました。
盛り上がった内容は「実際に住むなら」。
建っている環境や広さが展示でわかる分
住むことへのリアルさが増して楽しかったです。
「住んでみたい家」が自分の中でより明確になりました。
やっぱり木を使った家がいいです!

中村

『秋の色』

秋の京都は色づきはじめた南禅寺を散策してきました。
すれ違うカメラマンの会話を聞くともなしに聞くと
関西より関東、韓国や台湾からの観光客が多く
あでやかな紅、黄、橙、緑のグラデーションに
魅入るというより写真撮影に大忙しの様子。
そういう私もワクワクしながら秋の色を撮りました。

下の写真は南禅寺の塔頭のひとつ、天授庵の門前です。
漆喰の白壁から真紅のもみじがこぼれ出て
「ようこそ、おこしやす」と微笑んでいるみたい。
秋の色に化粧して写真のモデルさんとしてもプロ級です。

荻野

『お気に入りのランニングコース』

昨年の冬に骨折をして以来、ランニングを
お休みしていたのですが、この夏の終わりごろから
再スタートしました。近所には「ふれあい街道」という
川沿いに整備された約9キロの散策路があります。
地元ランナーを中心に良質な
ランニングコースとして親しまれています。
1500年前、大きな埴輪がこの地でたくさん
作られていたそうで、この遊歩道には市民が制作した
「ハニワ」が無数に並んでいます。
いろいろな表情のハニワを見ながらの
ランニングはとても気持ちがよいです。

外山

『新しい命』

10月に元気な赤ちゃんが産まれました。

少し大きめな男の子でしたが、頑張ってくれた妻に感謝です。
最初は赤ちゃんの抱き方も分からずうろたえていましたが、
今ではなんとかオムツ替えくらいはできるようになりました。

色々と手がかかり育児の大変さを噛み締める毎日ですが、
不思議と苦には感じません。

この赤ちゃんが将来親を超える人物になることを望みながら、
成長を見守りたいと思います。

近藤

『竹の床』

「雨楽な家」は桧の床が標準仕様ですが
トイレの床が汚れやすいので
竹の床を使うことがあります。
竹はアンモニアなどの吸収効果(防菌・防カビ・脱臭)があり
撥水性があるので水周りでも安心です。
しなやかなイメージのある竹は実は硬度が高く
傷がつきにくく、昔から物差し、計算尺に使われているように
収縮膨張も少なく安定しています。
成長の早い竹は無尽蔵の天然素材で環境保護にも寄与します。

鈴木

『断熱材:フェノバボード』

最近は「雨楽な家」でも省エネ等級4で建てられる
お客様が増えてきました。サッシはYKKのAPW310、
床・壁の断熱材はフェノバボードを使用することがほとんどです。
「雨楽な家」はパネル構造のため、特に壁の断熱材は
性能が高いものにしないと真壁に収めることができません。
標準の壁の断熱材の熱伝導率は0.028(W/m・K)で
必要な断熱材の厚みは60mmを超えてしまいすが
フェノバボードの熱伝導率は0.019(W/m・K)のため
名古屋周辺の地域の壁は45mmのもので施工することができます。
同じように、床の断熱材もフェノバボードにすれば
パネルで収めることができるので、おすすめです。

小竹