『ちょうむすび』

青山のスパイラルで風呂敷の展示発表会が
開催されていました。
ちょうのマークのミナペルホネンと
風呂敷のむす美のコラボで「ちょうむすび」。
どんなものでも形を問わず思いのままに包める
便利な四角い布は日本人の知恵と美意識の結集。
実用性、デザイン性、作法を兼ね備えた
古きよき日本の伝統文化のひとつです。
おしゃれに進化した風呂敷は、包むだけでなく
結んだり巻いたりしてスカーフやバッグに変身、
遊び心いっぱいのファッションとして
現代の暮らしにも受け入れられているようです。
悩みに悩んで私も1枚選びました。
さて、何を包もうかなあ。

坂井

 

『時空を超えて』


 
オランダとベルギーに行ってきました。
上はキンデルダイクの18世紀の風車群。国土の4分の1が海面より低い
オランダでは干拓地の排水のため風車が15世紀から活躍しました。
偏西風を受けて回るので風車はすべて西を向いているそうです。
自然の風を受けた風車が国土を守ってきたのですね。


 
上はベルギーのゲント、中世の面影を残す水の都です。
毛織物業が栄え交易ギルドが活躍した頃に建てられたギルドハウスが
運河の両岸に立ち並び、中世の栄華を美しく伝えています。
15~17世紀の建物が手入れされ今も日常的に使われているなんて
伝統文化を後世に伝えることのすばらしさを実感しました。

荻野

『ロープネット』

我が家の2階、階段の横にロープネットを自作しました。
「雨楽な家」のプランを作る段階から
子どもが家の中で遊べるようにと計画していたのですが
仕事を理由にサボっていたため
中途半端な状態でストップしていました。
さすがに半年以上もこのままでは良くない
ということで奥さんからお叱りを受け
先日、ようやく完成しました。
 
最初はうまく上れなかった子どもたちも
今ではすごいスピードで上り
上った先のロフトから反対側の寝室にはしごを伝って降りて
またロープネットを上ります。
だいたい10周くらいはするようです。
来客があると、お客さんに自慢のロープネットへ案内し
上って見せています。
苦労して作った甲斐がありました。

伊藤

『対話が弾むLDK』

とある休日、
吹抜から日差しが落ちる明るいリビングで、
家事をする妻と対話を弾ませる息子の様子です。
 
以前の賃貸住まいではキッチンが独立した間取りだったので
このような光景はなかったのですが、
「雨楽な家」の開放的なLDKの空間は
自然と生活の中に会話をもたらしてくれます。

内藤

『瀬戸内国際芸術祭』

瀬戸内海の島々で3年に一度開催される、
現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」へ行ってきました。
直島、豊島、犬島、小豆島、男木島など、
瀬戸内海にはたくさんの島々があります。
 
訪れたのは「直島」。
瀬戸内の島の中でも最も有名な島のひとつです。
この島でとくに印象深かった作品は、
安藤忠雄設計の「南寺」という作品です。
「南寺」は、なんとも不思議な空間でした。
口では説明のできない感覚です。
 
現代アートは抽象的で、目で見ただけでは
理解が難しいところもありましたが、
見る側の捉え方がそれぞれあり、
良い刺激になりました。
 
島民の方もとても親切で、
島の裏話などもたくさん教えてくださいました。
島では人のあたたかさに触れ、
ゆったりと時間が流れる非日常的な島旅でした。

日野