『今年の夏の必需品』

とうとう今年も暑い夏が来ました。
我が家の夏の必需品といえば扇風機とうちわ。
古いアパートですが、庇が長く直射日光が
入り難い間取りのため、真夏でも窓、玄関ドア、室内建具を
開けっぱなしにすれば風がよく抜けます。
そのため、ここ数年はエアコンをほとんど付けない我が家では
うちわが必需品となっているのです。
 
広告宣伝用にもらったうちわを軸だけにして好みの
布地や紙を張ればオリジナルうちわの出来上がりです。
例年より暑く感じる今年は、全国的に節電も言われています。
さあ、今年も扇風機とオリジナルうちわでがんばるぞ。

村上

『夏の風物』

今年初めてのスイカをいただきました。
スイカといえば祖母の家の縁側で、いとこ達と
種を飛ばしながら食べた頃を懐かしく思い出します。
母の故郷四国の田舎に全国あちこちから
いとこが集まりにぎやかに過ごした夏休み。
 
子供の少ない現代では、多くのいとこも田舎の縁側
もおとぎ話の世界の事になったような気がします。
 
「雨楽な家」へのお客様のご要望で、土間、ロフトと
同じくらい人気があるのがウッドデッキ。
現代版の縁側で夕涼みしながらビールを飲む大人たち。
傍ではスイカの種を飛ばす子供たちの歓声が・・・
 
縁側、うちわ、蚊取り線香、懐かしい日本の夏の情趣を
後世に伝えることもまた私たちの使命だと思っています。

坂井

『ウッドデッキ』

今年2月に引渡しをさせて頂いたお住まい手より
ウッドデッキを造ってみたいとの相談があったので
休みの日を利用して、一緒に造ってみました。
 
簡単そうな作業でも、
現場で水平や通り芯を出すのは“ノウハウ”が必要。
でも“ノウハウ”が分かれば誰でも
上手に造ることはできるんです。
 
「雨楽な家」は全国の工務店さんの
ノウハウを結集した家づくり。
これからも、
蓄積しながら良い家を造って行きたいです。

内藤

『芍薬と…』

芍薬畑を訪れました。
雨上がりで、幾重にも重なった花びらに
雨粒が美しく光っていました。
  
ふと見ると、桃色の芍薬に、葉とは違う緑色。
小さなかわいらしい雨蛙が
ふっくら花びらのふとんで
ゆったりと休んでいました。

向井

『大工さんとのコミュニケーション』

「雨楽な家」の建築現場で見かけた
ホワイトボードのスケジュール表です。
建築工程や大工の休日などの予定が記入されていて
施主様には建築状況が良くわかります。
連絡先や注意事項なども書かれており
施主様や現場に入るすべての職人にも好評です。
 
ボードの下には見学用のスリッパも常備されており
気配りも行き届いています。
大工さんとのコミュニケーションが
木の家づくりには大切なことかもしれません。

鈴木

『木の家具』

組み立て家具の通販をよく利用しています。
値段もピンキリ、安価の物も見た目は
それなりに見えてありがたいです。
先日木製のテレビボードを購入し、説明書と
にらめっこをしながら組み立てました。
プラスドライバー1本でできる簡単なもの
ですがパーツも多く苦労してできたときは
満足感もありうれしかったです。
 
ところが、後日ちょっと家具の配置換えを
と思い、持ち上げたところあっさり天板が
抜けてしまいました。
原因は素人による手抜き組み立てです…。
 
やっぱり職人さんが丁寧に美しく仕上げた
完成品が一番ですね。

中村

『小さな水力発電所』

京都の平安神宮近くを流れる琵琶湖疏水。
むし暑い夏の昼下がりに疎水沿いをウォッチングしていたら
「水力発電所」の看板が突然目の前に表われてビックリ。
100年前の大正はじめにつくられた
落差3.5m、出力280kWの水力発電所とのこと。
関西電力 夷川(えびすがわ)発電所といって
今でも京都市内に電力を供給しているらしい。
 
落差3.5mの水エネルギーでせっせと水車をまわして
ヒトのために電気をつくっているのかと思ったら
「あぁ、電気を無駄にしたらあかん」と、腑に落ちました。
発電は自然エネルギーが一番です。

荻野

 

『初収穫』

4月から始めた家庭菜園で
育てた野菜を初めて収穫しました。
小松菜・大葉・枝豆です。
 
畑は小さく、収穫も少量ですが
早速その日の夕飯の食材としました。
スーパーで買ってくる野菜と違い
風味が豊かで、甘みがあり
家族で美味しくいただきました。
 
少し先にはトマトの収穫が待っています。
夏野菜の後は何の野菜を植えようかと
小学二年の息子はこの野菜作りを楽しんでいます。
親子で楽しめる趣味の一つになりました。

國分

『格子で憩う』

リックビルの向い側にあるショッピングモールの
屋外ベンチは木調の格子で囲われた憩いのスペース。
待合わせ、映画や食事を済ませた人に人気です。
風も煙もこもらず爽やかで、程よく視線を遮るので
人目を気にせず落ち着けるようです。
 
「雨楽な家」の町家、3×5、Gaなどでは
木格子を外観のアクセントとして使用しています。
道路からの目隠し、洗濯物の保護、西陽の遮断
など防犯や環境への効果も抜群です。
格子を設けることで、室内と屋外を優しく仕切り
通風や採光も確保することができます。
格子もまた「雨楽な家」がお薦めする
伝統的な日本家屋の知恵と工夫の一つです。

坂井

 

昼休みにおしゃべりを楽しむリックの仲間たち

『伊勢神宮』

家族で伊勢神宮に行ってきました。
 
伊勢神宮では20年に一度、神社の正殿を建てて
ご神体を遷す「式年遷宮」があります。
 
パンフレットによると、第1回の式年遷宮は西暦690年で
平成25年に行われる式年遷宮で62回目だそうです。
戦国時代には長く中断したようですが
当時の建築様式をそのまま伝えているとのこと。
日本の建築や工業製品の技術力は
このころから脈々と受け継がれ
発展してきたものなのだと感じさせられました。

伊藤