『提案力、設計力の重要性』

昨年「雨楽な家」3×5モデルハウスを出展した
広島の住宅団地「セントラルシティこころ」に
今年も新たな場所で住宅展がスタートしました。
ビルダー、ハウスメーカーなど、昨年より多い
26社29棟が自慢の建物を出展。
着工戸数の回復に向け住宅業界もがんばっています。
 
前回は自然素材をPRした建物が多く、各社の個性、特徴が
感じられなかったという印象でしたが、素材や住環境に
配慮した建物が当たり前となってきた今、
設計に主眼を置いた建物が目立っているなと感じました。
 
約55坪の住宅団地の土地にプライバシーの確保や
隣家への配慮を考えながら、さらに開放的に間取りを構成している。
同じ条件の土地が並ぶ住宅団地ではその土地をどう生かすかは
設計者の腕にかかっていることを実感しました。

村上

『手作りの薪ストーブ』

長野県の工務店ショールームにて
ちょっと変わった形の薪ストーブを見つけました。
長野県に住むチェコ出身の芸術家の男性が
鉄板を加工して手作りで製作したそうです。
脇の蓋を開けるとオーブンが付いていて
美味しいピザが焼ける機能もあります。
薪もよく燃えるように内部の構造が工夫されており
長野県の寒い冬でも部屋を暖かくしてくれます。
デザインもシンプルで、どこか愛嬌があります。
電気を使わない暖房として
薪ストーブも見直されてきているそうです。

鈴木

『雨楽の語源となった茶室へ』

中部営業部へ転勤してから早二ヶ月。
廻りの地理を覚えていかなければと思いつつも、
仕事でいっぱいいっぱいの毎日です。
 
GWではそんな仕事の休憩も兼ねて、
犬山の如庵へ行ってきました。
 
如庵は犬山の有楽苑の一部に建てられているのですが、
ちょうど新緑の時期で日本庭園の緑が良く映えていました。
 
専門学校時代にも一度、一般公開の時期に訪れましたが、
こういった場所に来ると日本人として
身が引き締まるような気がします。
 
名古屋での生活はまだ日が浅いですが、
自転車も買ったことですので、休日には色々と
見て回りたいと思っています。

小竹


写真はウィキペディア「如庵」より引用

 

『高原教会』

GWに家族で長野県の軽井沢に行ってきました。
軽井沢は戦後、外国人の保養地になっていたということもあり
キリスト教の教会がたくさんあります。
 
今回行ってきたのは「軽井沢高原教会」です。
大正10年から続く木造の教会で、昭和16年に現在の
呼び名に改名されるまでは「星野遊学堂」と呼ばれ、
内村鑑三・島崎藤村・北原白秋などの
文化人が集っていたそうです。
 
行ったときはちょうど結婚式をしていたので
中は見れませんでしたが
三角形の屋根がそのまま地面まで
達しているシンプルな外観で
とても見ごたえがありました。

伊藤

『フラワーフェスティバル』

この時期開催される大イベント、
「広島と世界を結ぶ平和の花の祭典・
ひろしまフラワーフェスティバル」。
国内最大級の動員数の福岡県は
「博多どんたく港まつり」に比べ、
来場者数が二番目に多い大イベントです。
初めてフラワーフェスティバルに参加しましたが、
あまりの人の多さに驚きました。
 
平和大通り沿いにたくさんのステージが設置され、
多くの有名人の方がライブを行っていました。
それから、総合パレードといって、
各企業や一般の団体さんたちがYOSAKOIを
踊りながら歩いたり、小さな子どもが
音楽に合わせてダンスを踊りながら歩いていたりと、
とても素晴らしい演舞を見ることができました。

日野

『コツコツと』

以前、紹介した実家の離れの床張りの工事が終わりました。
 
去年の冬から始まり、古い床を撤去しボロボロだった
床組みを補強して、日にちをかけながらも
コツコツとリフォームしていきました。
 
初めは床だけの計画でしたが壁も朽ちていて、
どうせならということで一室全部をリフォームしました。
元々祖父が趣味で建てた離れですので
プロの職人が手掛けたようなキッチリした建物ではなく、
ところどころに荒が目立ちますが
それでも最終的にはそれなりに満足できるものとなりました。
 
コツコツと時間をかけてでも納得できるまでやりきることが
セルフビルドでの楽しみだと感じました。

近藤

『深い軒下』


 
「雨楽な家」名古屋モデルハウスの
平家の軒下はこんなに深くて
杉の桁や垂木の構造美は見あきることがありません。
雨の日も吹き込まないので雨を楽しめます。
夏は高い太陽光をさえぎり、風だけ入ってきます。
冬は低い太陽光が日だまりをつくってくれます。
深い軒下は外と内をやさしくつなぐ
日本の家ならではの至福ゾーンですね。

荻野

『雨の日こそ』

愛知県北名古屋市の『雨楽な家』名古屋モデルハウスは
この数日ずっと雨つづきです。
今日の屋外の湿度は80%ですが
『雨楽な家』モデルハウス内の湿度は55%。
 
人が過ごしやすい湿度の目安は年間を通して
45%~60%といわれています。
湿度が60%を超えるとカビやダニが繁殖しやすく
逆に40%を下回ると乾燥で風邪をひきやすくなります。
 
『雨楽な家』は雨の日を楽しく過ごす家
こんな時こそ見学していただきたい家です。

國分

『忠良さんの「木」』

辛く悲しい記事が絶えない新聞の片隅に、彫刻家
佐藤忠良さん(98歳)の訃報を見つけました。
親しみやすい作品と人柄で知られる具象彫刻の第一人者
ですが「おおきかぶ」などの絵本も手がけています。
88歳の頃の作品に「木」という絵本があります。
ごつごつとした太い幹、しっかりと大地を捉える根、
曲がりくねって空へと伸びる枝、ごつごつのこぶ等が
鉛筆で表情豊かに生き生きと描かれています。
シンプルで地味な作品ですが、作者の暖かいまなざし
と自然を敬う心がしっかりと伝わって来ます。
長年の風雪を耐えしのんだ木の生命力に
励まされ、力づけられるおすすめの1冊です。

坂井


福音館書店 「木」より

『沼杉』

沼杉の根、「呼吸根」が
幹のまわりにニョキニョキと生えています。
上向きに伸びた姿は、まるで茸か筍…。
 
滋賀県の荒神山で、撮影した父によると
これでもまだまだ小さいらしく、これから
もっと大きく、もっとたくさん生えるのだとか。
 
今にも「ニョロニョロ」
不気味に動き出しそうですね。

向井