『開花』

リックの設計部には胡蝶蘭があります。
毎朝、掃除の合間に観察しています。

胡蝶蘭の育て方を知らなくて、
茎を切り本当に新たに茎が生えてくるのか
疑問に思い、観察を始めました。

徐々に生えてくる茎を観察していると、
茎につぼみがつき、やっと一輪だけ花を咲かせました。

土居

 

『来て見て触って』

「雨楽な家」の完成見学会に参加するたびに、
「この家はまだ完成じゃありません」
と言いたくなります。
(たまに言います。)

出来立てほやほやの「雨楽な家」は、
床も柱もまだ馴染んでおらず、
どことなくよそ行きムードです。

ですから、初めて見に来られたお客さんには、
築後数年経過したモデルハウスをご案内します。

やはり住んで触って馴染んでこその「雨楽な家」です。

というわけで、雨楽のモデルハウスにお越しの際は、
遠慮せずどんどん床や柱に触ってみてください。
サラサラした手触りはとても気持ちがいいですよ。

高橋 健二

『名脇役』

本命を美しく見せるためには名脇役は欠かせません。

もちろん住宅模型にも脇役は大切です。
建物だけでは規模や雰囲気が分かりづらく、
そこへ木の一本、車の一台でもあると
模型としてはグッと雰囲気が出せます。

そんな私がごひいきにしているのは、
ホンウェル社のミニカーです。
本家トミカには劣るものの低価格で
かなりのクオリティーです。
小さな物でも細部までリアルに作りこむ
そのこだわりの姿勢は見習いたいと思います。

近藤

『壁』

古い建造物の「壁」にとても興味があります。
廃墟や古いビルの「壁」を写真に撮ることが、私の趣味です。
変わった趣味だと中々理解されにくいですが、
私にはとても魅力的に感じる、古い建造物の「壁」。
壁にもひとつひとつに歴史や趣があります。
壁、ひとつひとつに味があります。
  
先日デジタル一眼レフを購入したので、
早速古いビルの壁を撮りに行きました。

黒ずんだ壁の感じがたまりません。

「雨楽な家」にお住まいのお宅も、
年月を重ねるごとにそれぞれ違った
「雨楽な家」の味が出てくるのでしょうね。

日野

 

『生命の法則』

先日、田舎に帰省した際、書棚に置いてあった冊子に
興味深い一説が記してありました。
波の動きは、1分間に約17~18回。人間の呼吸の数と
ほぼ一緒だそうです。体温は倍の35度~36度。
脈拍の数はその倍の70回前後。平均の血圧値が
その倍くらいで、体内で育つ生命は約40週で280日。
100倍して365日で割ると何故か
平均寿命の数値になります。

私達が意識していないところで命の営みは
繋がっているようです。
「雨楽な家」は自然と共生する住まい。子供たちはきっと
命の尊さを感じながら成長していくことでしょう。

高橋 真

『床の間の掛け軸』

我が家の床の間には、祖父の書の掛け軸が飾ってあります。
新年に新しい書に掛け替えるのが行事になっていました。
家が建ってからずいぶん時間が経っていますので
床の間は古くなってしまいましたが
掛ける物を新しくすると床の間も新しくなった様な
新鮮な気持ちになったのを覚えています。
 
祖父が亡くなってからは今の掛け軸が
床の間で家族を見守ってくれています。
いずれ、書道好きの父が引き継いで
新しくなる日が来るのでしょうか。

中村

  

『他にはない自分だけのもの』

先日、会員工務店の完成見学会に参加しました。

初日は強風と雨で大荒れの天気。
それでも数多くの来場があり、無垢の木の感触、漆喰の風合いなどを
体感され、自然素材の家への関心の高さを実感しました。

そこに置かれていたのが「雨楽な家」に良く合う造作家具です。
工務店の社長がお客様の要望で作ったとのこと。

手つくり感があり、他にはない自分だけのものには愛着が持てます。

製品化されたものとは違う温かみも感じます。

飾らない、気取らない。
そんな使い方、住まい方ができるのが「雨楽な家」です。

村上


『安藤忠雄』

建築家、安藤忠雄の自伝が出版されました。
プロボクサーから建築家への転身。
20代での世界放浪の記憶は、人生にとって
かけがえのない財産になったと書かれています。
 
今ではあまりにも有名な建築家も、独立した頃は
仕事もなく、他人の敷地で勝手に構想を練り
図面を描いていたとは驚きです。
今を支えるのは、数々の挫折と折れない心である
ことを知り勇気づけられました。
 
「他人の資金で、その人にとって一生に一回きり
かもしれない建物をつくるのだから、それなりの
覚悟と責任が必要」と安藤氏。
自分もこの気持ちで「雨楽な家」のお客様に
喜んでもらえるもらえる仕事がしたいと思います。

吉田

 

『資料請求の次は』

このところ、数多くのお客様から
ホームページへ資料請求のお問合せをいただきます。
資料をご希望のお客様へは
随時資料を発送させていただいています。

ですがやはり、実際の建物を
目で、肌で、鼻で、体全体で
感じてほしいと思います。

名古屋モデルは築3年4ヶ月、
桧の香りは豊かなまま、
床や階段の手摺などは、良い頃合いにツヤが出て、
何とも自然の味わいが出てきました。
資料請求の次は、ぜひ実物をご見学ください。

国分 

『備前焼』

私の祖母は岡山で備前焼を作っています。
「時が経つほどに良さが出てくるんだよ」と
よく言われたものですが、子供の私には
この茶色い壺のどこに良さがあるのか不思議でした。

現在、わが家には祖母から20才の祝いでもらった
備前焼のビアジョッキが活躍しています。
ざらついていた表面にはしっとりとした艶が出て
何とも言えない味が出てきました。
自然素材を使った「雨楽な家」も
時が経つほどに良さが増してくる味のある家です。
自分と共に年を重ねてくれるものというのは、
不思議な落ち着きや愛着が生まれます。
そんな空間ですごす時間は格別です。

新田


オープンエア・おかやまより