『建物の配置計画』

家づくりを考える時、住環境のチェックと共に
敷地に対する建物の配置計画も重要なポイントです。
 
まずはゾーニング計画を立ててみましょう。
車庫やサービスヤード、それに家庭菜園等の
スペースや利用目的など、スペースをじっくり家族で
打ち合わせると面白い意見が出てきます。
 
そして敷地の境界ラインにこだわらず
少し建物を回転させることで
それぞれ目的を持った空間が現れる場合があります。

村上


   
   
  
 

『木配り』

「雨楽な家」の工事着手前に構造材の「木配り」をする為に
プレカット工場に行って打合せを実施しました。
「木配り」とは材の適材適所を見極めて構造材を配置していく作業です。
「雨楽な家」は、構造材が剥き出しで仕上がるため
このような作業や加工方法の打合せなどを行なっています。
  

 
家づくりで大切なのは木材の品質ですが、
「含水率」を測定する事で品質を確認する事ができます。
いくら構造計算を行なっていても使用する材に
期待する強度が無ければ意味がありません。
  
現しになった構造体は木の特性を活かして
強度を落とす事なく、長期に渡り住まいを守ります。

内藤  

 

『体感が一番です』

自宅の建替えを計画されている方が来場されました。
住宅展示場で集成材の住宅をたくさん見学され、
今日は視点を変えて「雨楽な家」を見学。
「無垢材の家を見学し、勉強中」とのことでした。

                                     第一声は「この家の売りはなんですか?」と険しい表情。
                                     私         「何だと思われますか?」
                                     お客様  「いろいろ見すぎて訳がわかりません」
  
                                     私         「どんな家をご希望ですか?」
                                     お客様  「私は、何しろ冬暖かい家がいいんです」
                                     お客様  「この家は暖かいんですか?」
                                     私         「今、暖房つけていませんが、いかがですか?」
                                     お客様  「えっ、暖房ついていないんですか?(驚)」

お客様の表情が緩みました。体感が一番ですね。

国分

 

 

『こんな家に住みたい!』

静岡県藤枝市で(有)福工房さんのモデルハウスが完成し、
著名な建築写真家の上田明さんに撮影をお願いしました。
最近はカメラの性能が良くなり、自称セミプロが多いのですが、
やはりプロと素人の差は歴然です。

  
上田さんの手にかかると、木の温もりから室内の空気感まで
写真を通じてリアルに伝わってくるから不思議です。
撮影は天候にも恵まれ、朝から辺りが薄暗くなるまで
快調に進みました。生気あふれる「雨楽な家」の仕上がりが楽しみです。

高橋 真


 

『芸術に触れる・・・』

友人に誘われ、「二紀展」に行ってきました。
友人の会社の人の作品が出展されているとかで、
いいチャンスだと思い、三女も一緒に連れて行きました。
 
大きな作品ばかりで少々圧倒されながら、
ゆっくりと見て廻りました。 
「どの絵が好き?」「あの、男の子の絵」
小さな男の子が木漏れ日の中でぽつんと立っている絵。
きれいな緑と、小さな男の子の表情がとても印象的でした。
色々なテーマをそれぞれの表現で表してある絵画を見ながら、
娘と普段できない会話も楽しめました。

帰り道、「たまには美術館も良いネ。お互いに、
何か趣味を持たなきゃね。お茶でもして帰ろうか・・・」 

我ながら、有意義な休日を過ごしたと満足してましたが、
帰ってからの、お姉ちゃんたちへの報告は
さっき食べた新作ドーナツのことのみ・・・
まだまだ、花よりダンゴの娘です。

入江

 

『構造計算の達人になりたい』

建物の構造計算とは、荷物や積雪の重さ
地震や台風などの力に対して建物が安全かどうかを
確認するために行ないます。

RCや鉄骨の建物では、当然のように行われていますが
木造の2階建てでは「構造計算」はほとんど行われていません。

壁量計算は壁だけで柱や梁は計算にさえ含まない
簡易的な構造チェックなので、安全性の検討はできません。
許容応力度などをきっちり計算する真の構造計算によって
柱や梁まで構造チェックし、建物の安全が確認できます。
入社2年目、「全棟構造計算を!」をスローガンに
今年も設計技術力を磨きたいと思います。

土居