『伝統工芸にふれる』

広島の伝統工芸を体験してきました。
世界文化遺産の宮島には広島の伝統産業が体験できる施設があります。
そこに伝統的工芸品である「広島仏壇」の
金箔張り体験が新たに加わりました。

広島仏壇の特徴は漆塗りの上に金箔を真綿で押付けなじませていく
「箔押し」という技法が主流となっています。
今回の金箔張り体験では漆塗金箔押部門の伝統工芸士が
講師にあたり、鉛筆に金箔を張る体験ができます。

ちょっとした息でも飛んでいく繊細で薄い(0.1ミクロン)金箔を
鉛筆に張る作業は思っていた以上に難しく
単純な作業の中にも職人の技を感じました。

作業工程は短いですが、広島の伝統工芸を知り、
師の技に触れ、師の話を聞けたことは子供たちにも
大変良い経験になったと思います。

村上