『用瀬町の流しびな』

鳥取県の用瀬町では旧暦の3月3日に雛を流し
無病息災を祈るという新聞記事を読みました。
子供の健やかな成長を願い、災厄を雛に託して清流に
送る行事は県の無形文化財にも指定されています。
今年は4月18日(水)、平日なので行く事が叶いません。
そこで用瀬町「流しびなの館」へ電話でお願いすると
藁(わら)のリースに乗ったかわいいお雛様が届きました。
藁の部分は米俵のフタに当たる桟俵(さんだわら)と呼ばれるものです。
当地では伝統を継承したいと「流しびなの会」を作り
地区で教え合いながら作っていらっしゃるそうです。
川に流すのはもったいないくらい素朴で愛らしいお雛様。
これから1年間、我家の災いを引き受けてもらい
来年は現地の千代川にて雛送りをしたいと思います。

坂井

我家へ届いた桟俵の流しびな

用瀬町 流しびなの館HPより