『自然を生かした建築展』

タンポポハウスでお馴染み藤森照信先生の建築展が
広島市現代美術館で開催されました。
木、土、炭、銅板など自然をそのまま使った建物は
どれも温かく、愉快な造形ばかりです。
写真や図面だけでなく、おびただしい数の手描きスケッチ
丸太から彫り出した手作り模型、屋根や壁の施工法を示す
素材見本など、どれもが面白く長居をしてしまいました。
「雨楽な家」でお馴染みの漆喰は「手塗り」「ほうき」「ワラ」
「縄」「アコヤ貝」の5つの仕上げで展示されていました。
コテを使わない手塗りは凹凸ができるので素人が塗る時
の一番オススメは失敗の少ないホウキ仕上げのようです。
藤森先生の建物には毎回、縄文建築団と呼ばれる素人の
友人達が作業を楽しむ部分を作ってあるそうです。
私も漆喰塗りに挑戦してみたくなりました。

坂井