『柱と柱の間』

友人の書道家が李白の詩を書いて
紺鼠の表装で仕上げてくれました。
 
鳥たちも雲もしずしずとねぐらへ帰ってゆき
いつまでも眺め合っているのは山と自分だけ。
自然と向き合う李白の厳粛な思いを謳った詩です。
  
木へんに主と書いて「柱」。
「雨楽な家」では柱が主役ですが、
柱と柱の間の白い漆喰壁はキャンバスとなって
和風も洋風も中華風も選ばず
さまざまなアイテムを引き立ててくれます。

荻野