『読書の秋』

先日、中三になる息子が読書感想文を書く為にと
宮沢賢治の本を買っていました。
懐かしさから何気に手に取って読んでいくうち、
同年代であった中学時代を思い出させてくれました。
作品は登場する動物や植物、風や雲、星や太陽が
人間との関り合いの中で語り合っている様子が
生き生きと表現され、読み手の心を和ませます。

雨の日でも快適に過ごせ、自然と共生していく住まい。
「雨楽な家」もどこか賢治の世界観に通じるものを感じました。

                                  高橋 真