『アップサイクルを目指して』

裂き織り手芸に挑戦しました。「裂き織り」とは
古くなった着物や布を細長く切って織り
布地として再生させる織物技法のことです。

実家の母の古い羽織を譲り受け、解いて
羽裏(羽織の裏地)だけを細長くひも状に切り
よこ糸にして一枚の布地を織りあげました。
織りあがった布を使ってトートバッグを縫い
素材を提供してくれた母に贈ったところ
「あの古い羽裏から作ったの?」と驚いていました。

製品価値をリメイク前より高める
「アップサイクル」を目指しましたが、はてさて。
「羽織のままの方がよかったね…」とは
言われなかったので、よしとします。

向井