『壬生寺あたり』

京都の春を訪ねて壬生寺(みぶでら)あたりを歩きました。
ここは花屋さんではなく一般の町家の軒先です。
可愛い花々が一斉に咲きそろい春を謳歌していました。

壬生郷士の屋敷は漆喰壁と下見板張りの長屋門、
いぶし瓦と土壁の塀が二百年の歴史を刻んでいます。
つき当たりに見えるのが新撰組ゆかりの壬生寺。
あの近藤勇や土方歳三が夢を追いかけて
この路地を駆け抜けたかと思うとワクワクします。

荻野