『五色幕の意味』

京都の六角堂へ行ってきました。
聖徳太子が創建したという六角形のお堂で
青、白、赤、黄、緑の五色の幕があざやかです。
オリンピックの五輪は「五大陸の連帯」を表すけれど
お寺の五色幕は「五つの智慧(ちえ)」を表すそうで
智慧とは人の欲望をむなしいものと知り
物事をありのままに正しく見つめることだそうです。
 
 
  
青は、あらゆるものを完成にみちびく智慧
白は、すべてのものが平等であることを知る智慧
赤は、物事の本質を明らかにする智慧
黄は、鏡のようにあらゆるものを差別なく見ることのできる智慧
緑は、平等であってもそれぞれ違うものであることを知る智慧
こんなに深い意味があるなんて初めて知りました。
(参照:寶樹山 萬福寺ホームページ)

荻野